日々是恥之上塗

思ったこと感じたこと

FP2級受けてきた。《2019年1月》

f:id:dckyk949:20190130225047p:plain


久しぶりに記事を書きます、あおりんごです。

FP2級の受検報告を書き記したいと思います。

 

FP2級を受けるには、原則3級を取得していることが条件になります。

昨年の9月に3級を受検し合格しましたので、続けて2級を受検する運びです。

dckyk949.hatenablog.com

 

試験概要。

FP2級は学科試験が120分で60問、実技試験が90分で15問あり、学科実技両方60%以上の得点で合格となります。合格率はきんざいかFP協会かで変わってきますが、学科がおよそ30%, 実技がそれより少し高いくらいらしいです。実技は、わたしはきんざいの生保顧客資産相談業務で受検しました。

 

おおまかな内容の区分は3級と変わりませんが、3級がマルバツ問題or語句中心の3択問題だったのに対し、2級ではやや長い文章の4択問題のみになっており、より詳細な知識が問われます。一通り教科書を読んだくらいでは合格できないようになっているため、しっかり勉強しなければなりません(あくまで3級と比べれば)。

 

受検本番。

場所は大阪経済大学でした。よくわからんけど行ったことある場所だった…TOEICだったかな。しかし自分の家のそばの大学でも同試験が行われていたらしく、どうして私がこんな遠くまで来て受検しなくちゃいけないのだと損した気分でした。FP協会で受ければ良かったのでしょうけど。

 

FP2級受検者の年齢層は、3級のときよりいくらか高くなっていると思います。3級では学生はじめ若い人が多かった印象ですが、2級ではおっさんはじめ社会人の方が多く、比較的学生は少なかったです。この時期に2級を受けに来る学生というのは、この春から保険業界で働く人ばかりなのだろうなと思うので、妙に親近感がわきました。

 

実技試験。

3級のときは時間が余ってしょうがなかったですが、今回一通り問題を解き終えたとき75分ほど経っていました。思ったより時間がかかりました。もうすでに退室者が出始める中、残りの45分間じっくり見直しすることにしました。選択肢の読む分量が多く些細な言葉がひっかけになっている場合も多いため、見直しは必須です。

手ごたえとしては、6割は何とかありそうだけど、思ったよりできなかった印象。過去問を4回分解いて臨みましたが、見たことのないような問題が多く、苦戦しました。

 

まあこんなもんかーと思いながら、コンビニで買った昼ご飯を食べつつ午後の実技試験に備えます。

 

実技試験。

大問1の老齢年金の計算にだいぶ時間を奪われてしまいました。何かのサイトに「2級の実技は時間との勝負」と書かれていたのを思い出します。過去問と模擬問題を解いた感じ時間は大丈夫だろうと高をくくっていたのですが、焦りましたね。

さらにマルバツ問題も確信が持てないものばかり、計算問題は最初間違えると雪崩方式に後間違えるといったものがあり、解きながら「あっこれやばいのでは…?」と不安になりつつ進めていきます。

結局一通り解き終わったのは開始から50分過ぎたあたりで、まだあと40分時間があります。なんだ、余裕だ。しかし解答に自信が持てない。飛ばしていた計算問題を処理してしっかり見直ししました。

 

試験が終わり帰路に就く私。ここ最近の勉強へのプレッシャーから解放されてウキウキかと思いきや意外にも予期した解放感は得られませんでした。いや~落ちてたらどうしよう、5月に実技だけ受けに行くなんて、そんなしょうもないムーヴ嫌だ~と不安に駆られていました。

 

FP試験は試験当日の17時半に公式から解答速報が出ます。時刻ちょうど、サーバー落ちする公式HPからなんとか解答を手に入れ即自己採点。

結果、

学科

44/60 (73%)
実技

39/48 (81%)

ファッ!?実技めっちゃできてるやんけ!?

自己採点しながら笑ってしまうくらい、悩んだ問題はことごとく正解してました。何ということ!運が良い!?しかも計算問題はすべて正解、最高の気分です。まさか学科よりできているとは。結果的に、余裕合格です。

 

春までにいくつか資格を取りたかったのですがこのFP2級こそ最も取りたかったマストの資格なので、なんとか合格点取れて良かったです。

 

またFPの勉強したおかげで税金や保険、不動産や相続や贈与などお金に関する知識がかなり増えたのを実感します。

ZOZOTOWN前澤社長がTwitterで100万円を100人にあげる企画をしていましたが、これに税金はかからないのか?という疑問を持っている人たちがいたようで、知識人の方々が解説していたのを目にしました。そこに書いていたのがまさにFPで勉強した事項で、ああ、こんな身近なところで役に立つのねと思い嬉しくなりました。

具体的は、個人から個人へ金銭を渡すと受贈者は贈与税の対象になりますが、贈与税基礎控除額は110万円ですので、この額までは課税されません。前澤氏が渡したお金は100万円ですので、この分だけでは税金は発生しません(また別の人から10万円以上の贈与がある場合、贈与税が発生する)。

前澤氏のおかげで贈与税基礎控除が110万円であると覚えることができました、大変感謝しています。

 

ではまた。